2020年が明けました。本年もアーティスト共々よろしくお願いいたします。
新年早々渋谷La・mamaと宿河原ポトス2夜連続で行われた、ナックルヘッドのライブレポートをお送りします。
1月4日 渋谷La・mama
ナックルヘッドの二人がリスペクトする「どるたん&しゃーみん」主宰の企画ライブ。トップバッターを見事に務めあげた。この日はサポートメンバーにこれまた二人がリスペクトする「睡蓮」を迎えての迫力あるステージであった。ボーカルの長瀬は時折ご機嫌な表情で二人に視線を送る。鍵盤のtoshieは安定の伴奏でナックルサウンドを形作る。Bun氏のリードギターとSoko氏の二胡とのアンサンブル。そんな熱い表現者達が同じステージに立ち音で会話する。長瀬の2020年に賭ける意気込みがその音から伝わってくる。この日のライブで印象に残ったのは笑顔で歌っている長瀬の姿だった。普段は噛みつきそうな激しい表情で歌っている印象が強い長瀬だけに、今日このステージで歌える喜びと、感謝の気持ちを表しているかのようなそんな気持ちにさせられた。そして多くの観客と共にこの瞬間を共有することが出来て嬉しく思う。
撮影 山岡大佐
1月5日 宿河原ポトス
昨年の馬車道キングスバーに続き神奈川上陸第2弾の宿河原ポトスでの企画ライブへ。以前からオファーをいただいていて、スケジュールが整い満を持しての出演であった。この日も申し合わせたようにトップバッターである。筆者もお世話になっているポトスでのライブ。ずっと心待ちにしていた。この日はいつもの二人だけの緊張感たっぷりの演奏。やはり二人の間合いは絶妙で、気持ちがいい。前日はサポートメンバーとの分厚いアンサンブルだったが、シンプルな二人だけのアンサンブルでも物足りなさを感じないのは、ナックルサウンドがいかに完成されたものかということが言えると思う。昨日今日と長瀬の喉の調子はすこぶる元気で場内にこだまする。toshieのピアノも完璧な伴奏であった。今年はホールコンサートを目標に掲げている二人の挑戦は、既に始まっている。今年も応援をよろしくお願いいたします!!
最後に八王子FM(現Tokyo Star Radio)パーソナリティーでフォークシンガーの小出正則氏と、Atentia Entertainment 社長はじめ2日間のライブに応援に駆けつけてくださった方々に心より感謝申し上げます。