2018年9月16日 『村越咲月』は馬車道キングスバーでのイベント『Sound Pool vol.8』に出演しました。ここキングスバーは横浜では老舗のJAZZ BARで、連日プロアマ問わず大勢のミュージシャンたちがHOTな演奏を繰り広げています。代表がかれこれ8年もお世話になっています。
店長の玉川氏の手際のよいセッティングや気遣いが感じられるサービス、美味しい料理と、至れり尽くせりのお店です。
イベント当日は、ベテランの社会人バンドさんの中に混じって、3番目の出演です。前回の『すみだストリートジャズフェスティバル』では極度の緊張感から思い通りステージが出来ず、その悔しさを抱えて一か月が経ちました。今回はそんな『村越咲月』が、本人なりに試行錯誤して臨んだライブでもあります。
このライブイベント『Sound Pool 』は代表鈴木が3.11の大震災の年に、世間が自粛ムードの中、お店からの要望もあり、とにかく何でもいいから動き出さなきゃいけない、との想いで有志の音楽仲間に声を掛けvol.1を開催したのが始まりでした。あのような未曽有の災害の中、イベント参加者それぞれ複雑な想いがあったと思いますが、その空間で『音楽』という共通言語で観て、聴いて、会話して、みんなが笑顔になって楽しんでくれたことが今でも目に焼き付いています。
毎年定期的に開催し、あれから7年が経ちましたが、今年は7月の豪雨災害、先日の北海道地震・大停電と、災害は突然襲いかかってきます。被害に遭われた皆様には改めてお見舞い申し上げたいと思います。私たちも他人事ではなく、普段から防災意識を持って行動することが大切だと思います。
いよいよイベント当日、『村越咲月』はリハが2番目早目の11時入りです。代表やyumili等『Café yumili』メンバーはリハ1番目で一足早く会場入りして音出しをしていると、あのオレンジのグレッチの入ったブルーのギターケースを背中に担いで『村越咲月』が会場に現れました。まず目に留まったのが髪型でした。そして衣装も大人っぽく黒でキメてきたのを見て、彼女なりの意気込みを感じました。きっと何かやってくれるだろうと期待が高まります。
バンドメンバーやキングスバーの玉川店長に彼女を紹介し笑顔で挨拶していました。前回この笑顔が見られなかったのです。
リハが滞りなく終わると、開場まで2時間程あるので、精神を集中させるためか一人で外出していきました。もしかしたら大勢の人の中にいるのが苦手なのかもしれません。しかしこれもいい経験だと思います。
そして本番を迎えます。お客さんの温かい声援に迎えられ、自己紹介からのcoccoの『Raining』 この曲は本人が大好きだというcoccoのヒット曲です。穏やかな曲調なのに歌詞の過激な世界観というギャップが魅力のこの曲。『村越咲月節』で披露しました。時間の都合3曲のセットリストです。
残りの2曲は前回同様オリジナル曲『きみのうた』『ぼくのうた』を弾き語りました。
MCではしっかりと曲紹介、今後のライブ告知等が出来たので、さほど緊張していないのかなと感じさせてくれました。
総じて、安心して観ていられ、この間の成長が感じ取れるいいライブでした。
何より、お客さんに喜んでもらえたということが、本人にとっても自信に繋がっていくことでしょう。
次回ライブは10月18日(木)恵比寿バチカのイベント出演です。詳しくはライブ情報をご覧ください。
皆様のご来場をお待ちしています。よろしくお願いいたします!